2014年2月16日日曜日

[Academic] 稲垣健志 - 移民の対抗文化に見るアイデンティティ・ポリティクスの実践

学術論文 : 
稲垣健志 - 移民の対抗文化に見るアイデンティティ・ポリティクスの実践 : 戦後イギリスにおける人種関係協会の活動をめぐって

(http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/26220/1/26319_%E8%AB%96%E6%96%87.pdf)


ノッティングヒル・カーニバル(Notting Hill Carnival) についてご存知でしょうか?
(こちらの記事参照)


ノッティングヒル・カーニバルとはイギリスの西インド系移民のコミュニティで年に2日間開催されるお祭りです。派手な衣装をまとい、大型スピーカーを載せたトラックとともに、街を練り歩きます。

追記: 知り合いの方から勧められて、こちらの記事が非常にわかりやすくノッティングヒルカーニバルの様子を伝えています!
http://s.ameblo.jp/kiwakokase/entry-11004805291.html

トリニダード音楽とUKのサウンドカルチャーが融合した、英国の「カーニバル」について反人種主義運動との関わりで書かれているのが、稲垣健志著『移民の対抗文化に見るアイデンティティ・ポリティクスの実践 : 戦後イギリスにおける人種関係協会の活動をめぐって 』です。


現在の「トリニダード風」ノッティングヒル・カーニバルがどのように生まれたか?1970年代以降のイギリス経済と西インド諸島からの移民コミュニティの関わりとは?さらに、70年代英国の新たな人種主義、差別に対する反抗する「カーニバル」のあり方、について書かれています。

現在のソカとUKベースの融合と、その背景に存在するエスニックコミュニティ、政治との関わりなどがわかります。

全編100ページ以上あるのですが、無料で閲覧出来ますので、ぜひ。 



おまけ Stylo G - Badd ft. Sister Nancy



(一部ロケがノッティングヒルで行われています)
行きたい!!!!!!

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